水はけの悪い駐車場 暗渠排水DIYに挑戦!(^^)/

水はけが悪い物件を買ったらどうなるの?

新築建売戸建の売買契約書には水はけに関して下記のような特約が必ず入っています。

・本物件が存在する地域の土地特性等により、雨天等の際に、本物件土地の水はけに多少問題が生じる場合があります。

・雨水等の水捌けに関しましては、土質等により周辺環境(本分譲地内を含む)と異なる場合があることを買主は承諾するものとします。

・上記に関して改善工事(側溝の設置、暗渠の設置、浸透トレンチの設置等)をご要望される場合の費用につきましては買主負担となりますので予めご了承下さい。

・近年の局地的豪雨により、排水が許容範囲を超えた場合に何らかの被害が出る可能性があります。また、本物件土地内の水はけに時間を要する場合があります。

・雨水の処理に関しては、敷地内に雨水桝を設置しておりますが、局地的な雨の場合、オーバーフローする事もありますので予めご了承下さい。

建売物件のすべてが水はけに問題があるわけではないのですが、中には水はけ問題を抱えた物件が出てきます。

売主のハウスメーカーさんは、契約の際に上記のような条項を必ず入れます。

運悪く、水はけが悪い物件を購入してしまうと、残念ながらその改善工事については買主負担になります。

我が家の状況

こちらは、我が家の駐車場です。

令和5年7月10日の朝、大雨の後に撮影しました。駐車場一面に深さ3~4cmくらいの水がたまっています。

うちは土質の問題だと思いますが、大雨が降るといつもこのような状況になってしまいます(´;ω;`)ウッ…

何も問題なければ、コンクリートとコンクリートの間の芝生部分から水がしみこみ、ここまで水はたまらないでしょう。

1~2日もあれば水はひいて、乾きますので、問題ないと言えないこともないです。

しかし運悪く、このような物件を購入してしまった場合、最初にご紹介した特約があるため、残念ながら自力解決するしかありません(>_<)

解決策 暗渠埋設

先日、youtubeさんを見ていたら、暗渠排水DIYに関する動画がおすすめで出てきました(`・ω・´)

「穴を掘って、砂利を詰めたり、暗渠パイプを埋設するだけでもだいぶ改善するらしい!」

※あくまでも私の感じた結論です。うまく行くかは責任持てませんのでご注意ください(;^ω^)

しかし、あのコンクリートとコンクリートの間の芝生部分を、深く掘ることは可能なんだろうか?

という疑問がわいたので、試し掘りしてみることにしました!

芝生の下に砂利があり、その下に粘土っぽい赤土がありました。

砂利が固くて掘りにくかったですが、なんとか30cmくらい掘ることができました(^^)/

準備したもの

掘削は可能と分かりましたので、

早速、ホームセンターへ行きまして、砂利と暗渠パイプ(4m)、土のう袋、最後フタにするブロックを買ってきました。

道具は、息子たちの芋ほり遠足で使った、100均のスコップと熊手です。

掘った土は土のう袋にまとめます。砂利は熊手でほぐすと掘りやすかったです。

実際の作業について

掘ってたら、雨が降り出しました(`・ω・´)

すぐに、水がたまりだします(10:55)

写真左上の石は今回の掘削で出てきた一番大きな石です。

この溝の隙間の幅は10cmです。

幸い、これ以上大きな石は出てきませんでしたが、隙間から取り出せないくらいの大きな石が埋まっていたら、相当困ったと思います。

雨があがりました(12:03)

水は全然ひきません(12:51)

さらに時間をあけましたが、水は全然ひきません(13:52)

このままだと、砂利や暗渠パイプを埋めても、そこに水がたまるだけで大きな改善はできないかも。

と不安になってきました。

実は掘ってて、雨水の配管を発見してました。

素人が、パイプを切ったりつなげたりするのは全く自信が持てなかったんですが、

ここに水を流せないか、考えることにしました(*_*)

追加資材。透水シート(防草シートを代用)耐用年数10年って書いてありました(^^)

追加でL字のパイプを購入し、地下の雨水の配管に穴をあけました。

以下、作業に夢中で撮影を忘れていたため写真が少なく恐縮です>_<)

底に砂利。

次に透水シートを敷き、また、砂利を敷きました。

その上に透水シートでくるんだ暗渠パイプを置きました。

雨水の配管に暗渠パイプを乗せて周りを砂利で埋めただけです。うまく排水してくれると良いな(*‘∀‘)

最後に、フタ用に買っていたブロックを並べてみます。

写真では分かりにくいですが、砂利が足りなかったみたいで、ブロックが少し沈んで低かったり、ぐらぐらしてます。

妻が、掘った土を埋めてみたら?と知恵を出してくれました。

土を埋めたら、雨で土が下に流れていきそうな気がしたので、砂利の上に透水シートを敷いてみました。

こんな感じで土をいれて、かさ上げとグラグラ対策です。

きれいな仕上げはできず、雨水の配管に流れた土が詰まるかもしれず、

排水が機能するか不安はいっぱいですが、とりあえず完成!(^^)/

材料費

最後にかかった費用をご紹介します。

・土のう袋50枚入り 1,097円

・トヨドレンダブル管50 4m(暗渠パイプ) 1,628円

・砂利25kg×2 720円

・レンガ×12個 1,680円

・防草シート(透水シート)とL字パイプ 4,221円

合計9,346円でした(^^)

雨上がり

後日、7月19日朝8:15の写真です。激しい雨が降りました。

バケツをひっくり返したような降り方で、いつもなら3~4cmはたまっていると思いますが、

暗渠排水工事の効果で、水たまりは浅かったです(^^)/

その後、雨があがり朝8:41の写真です。すぐに水が引いています。効果は期待以上でした(^^)/

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