豪雨被害。土砂災害。

令和5年7月10日福岡は昨夜から大雨です。

うちの土間コンクリートの駐車場は水はけが悪く、おおきな水たまりができています(>_<)

当社は福岡市早良区飯倉にございますが、飯倉で擁壁が崩れて道路通行止めになっているそうです。

そこはちょっと勾配が厳しめの場所ですが、普段、何も危険を想像することもなく通っていた道でしたので、怖くなりました(;゚Д゚)

最近は、豪雨被害や土砂災害被害の影響から、各市町村でハザードマップの整備が進んでいます。

不動産を選ぶ際には、しっかり気にしないといけないですね。

☆福岡市総合ハザードマップ

平成26年広島県の土砂災害以降、福岡県でも多くの地域が新たに土砂災害警戒区域へ指定されました。

建築当初は土砂災害警戒区域に指定されていなかったのに、土砂災害警戒区域に新たに指定された不動産がたくさん生じました。

指定されると売りにくくなります(T_T)

土砂災害区域は警戒区域(イエローゾーン)特別警戒区域(レッドゾーン)のどちらかに分けられます。

イエローゾーンは建物の建築は可能ですが、警戒警報などもしもの際は避難するなど、

注意してお住まいくださいという地域になります。

レッドゾーンでは、万が一、土砂災害が発生しても命を守ることができるように、

建物を建築する際、一定基準以上の強度を持った擁壁を設置することが義務付けられています。

土地の広さや予定建築物の大きさによりますが、擁壁を設置するためには、数百万円から1千万円以上かかります。

新たにレッドゾーンに指定された物件は、擁壁がなければ再建築できない土地になりますので、資産価値は暴落しました

レッドゾーンへの指定には地権者の承諾など必要なく、本当に悲しいですが補償も得られません。

洪水や土砂災害の警戒区域の物件をご購入される場合、警報が出そうな日には避難(例えばご実家などに)するなどを、

あらかじめ想定したうえでご検討いただくことが必要だと思います。

こういった物件は確かに価格メリットがありますが、デメリットもご理解いただいたうえで、

ほかの物件と比較して一緒に最適な物件をお探しできたらと思います。

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